SDGsへの取り組み
人と地球にやさしい未来を、JADは開きたい。
自動ドアはただの開閉装置ではありません。
人や地球の未来までも開ける装置だと、私たちは考えています。
人々のストレスもエアコンのエネルギーも、感染症に対するリスクだって減らすことができるのです。
どこにでもある自動ドアだけど、自動ドアにしかできないことを。
その意味を伝えて、日常にもっと取り入れていただくために。
それが私たちにできる、SDGsへの取り組みです。
JADのSDGs
JAD(日本自動ドア株式会社)は「街のバリアフリー化」「感染症の予防」「環境に配慮した経営」「みんなが働きやすい職場づくり」の4つの軸から、持続可能な世界実現のための国際社会共通の目標「SDGs(エスディージーズ)」に取り組んでいます。
「自動ドアを通じて人類社会に貢献する企業」として、半世紀以上にわたって自動ドアに関する様々なサービスを提供しつづけてきたJADだからこそできる、人々の暮らしと地球環境にやさしい未来を開きたいと考えています。
安全でストレスのない出入り口へ
街のバリアフリー化
自動ドアの役割は、建物への入退出管理を通じた防犯対策や雪や台風、雨や風の侵入といった災害対策にもなることですが、障がい者や高齢者、車いすやベビーカーをご利用される方々が安全で快適に暮らせる街づくりにおいても、自動ドアの技術によって解決できることがあります。
JADでは、商業、福祉など各種施設の入り口に目をつけ、杖やベビーカーの車輪や車いすの車輪などが挟まらない自動ドア用下部レールのフラット構造への改良や建物内からの急な子供の飛び出しを防ぐためのシステムを開発。これらの取り組みはキッズデザイン賞を受賞しました。
自動ドアの福祉施設への寄付事業を行ないながら、安全で快適な社会へ向けて、街のバリアフリー化に取り組んでいます。
ドアの細菌対策で命の危険を回避する
感染症の予防
日頃から色々な人が触れる扉やドアノブには、実は無数の細菌が付着している可能性があります。目に見えない感染症の危険性が秘められているのです。そこでJADでは、細菌に関する検査を行ない、対策方法を明らかにすることによって、ドアに関わる感染症予防を推進しています。
専用の測定器を使って、その場で細菌の測定や検査できるだけではなく、JADの研究施設での詳細な分析による細菌数へのより詳しい検査結果を出すこともできます。「環境衛生の現状の把握」から「除菌・ 抗菌対策」や「除菌用品のご案内」、そして「自動ドア化」までをすべてJADが行ないます。
触れないからこそ接触感染が防げる、「感染症予防」という人命に大きく関わる医療分野において社会的役割を担っています。
- 主な取り組み
森林を守り、地球を守り、会社を守る
環境に配慮した経営
JADは環境のためにできることを考えています。例えば、自動ドアによるドアの閉め忘れや開けっ放しの解消が、エアコンの流出を防ぎ、無駄な消費電力を抑えて省エネへとつなげていきます。
またJADが所有する山林では、間伐材での木製自動ドアや木工製品の開発も進めています。
林業の活用、活性化によるCO2削減の狙いだけではなく、林業家の育成にも乗り出しており、地域の活性化を目指して、自伐型林業家養成学部の林業研修の場としても森林資源を活かしています。
万が一大規模災害など緊急事態が起こった場合でも、事業は継続していかなくてはなりません。そのため「BCM(事業継続マネジメント)」を充実させたり、防災士を雇用するなど、災害に対する備えや災害時への対応能力を強化しています。
Saving Energy
地球環境の未来のために、世界的に拡がっている「クローズドドアムーブメント」を自動ドアが実現しています。
- 主な取り組み
森林の活用によるCO2削減
森林の活用・活性化や木々を保存していくためにも、林業の担い手として若者の人材育成も行なっています。
災害に対するレジリエンスの向上
BCM(事業継続マネジメント)の充実や生産拠点の分散・複数化を図りながら、災害に対するレジリエンスを向上しています。
世代も人種も超えて活躍できる環境へ
みんなが働きやすい職場づくり
JAD は、ダイバーシティ採用の考え方をいち早く取り入れて、年齢、性別、国籍を問わず、すべての従業員が平等に働きがいのある職場環境づくりを行なっています。
また、これまで優秀な従業員を育ててきたのがJADの「自動ドア技術学院」です。
基礎・専門技術はもちろん、厚生労働省認定の自動ドア施工技能士の資格が取得できる、自動ドアに特化した業界唯一の教育施設です。日本で培った技能を活かして、スリランカ初の自動ドア専門会社を設立された海外の方もいらっしゃいます。
従業員だけではなく、そのご家族の方も病気や健康のことを24時間いつでも相談できる窓口を設置することや、出産や育児をしながら仕事を続けていけるよう福利厚生も拡充させながら、働きやすい職場づくりに貢献します。
- 主な取り組み